2011年05月25日

会社帰りに軽く食事を摂り、その後約40分かけて家まで歩いた。

定期券を使えば何なく地下鉄で帰れる区間だったが歩いて帰りたかった。

歩くことが好きな私は、休日でも六甲山に出かけたり、夏にはもう少し標高の高い山に登ったりとにかく歩くことが好きである。

歩いていると寂しさを紛らせることが出来る。
省みればたくさん歩きたいときというのは寂しい気持ち、つらい気持ちのときが多い。
足を動かすことで幾分か気持ちは楽になる。

たとえこんな自分であっても道は他の人と同じにあり、道のどこでも歩くことが出来る。
どんなに人からひどい扱いを受けようとも、どんなにこの自分がおろかであっても道は私にとっても道。
当たり前のことだが自分にも平等に与えられたようで嬉しい。

足を動かせば空気が流れ体に当たる。
一歩進むごとに視野が少しずつ前に移る。あぁ、こんな自分もこの世に存在しているんだなと認識できるのだ。

道

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Posted by 有旅 at 23:01 │雑感